レスターブログ

Leicester City FCを中心に海外サッカーについての記事を公開しているブログです。

ノッティンガムフォレスト

今回は2月7日午前1時から行われるFA杯4回戦でレスターと対戦するノッティンガムフォレストについての紹介です。ノッティンガムフォレストは現在イングランド2部にあたるチャンピオンシップに所属しており昇格プレーオフ圏である6位と勝ち点2差で8位につけています。

 

Nottingham Forest – Store norske leksikon

 

 

概要

名将 ノッティンガムフォレストFC

愛称 Forest, The Reds, The Tricky Trees,Red and White Army

クラブカラー 赤と白

創設 1865年

スタジアム シティグラウンド(30576人収容)

オーナー

監督 スティーブ·クーパー

 

歴史

現存するイングランドのプロクラブとしては2番目に古く,タイトルとしてはリーグ1回、FA杯2回、リーグカップ4回、FAチャリティーシールド1回、ヨーロッパカップ2回、スーパーカップ1回を制しています。1970年代後半から80年代初頭にかけてブライアン·クラフ監督時代に黄金期を迎え1979年と1980年には現在のCLにあたるヨーロッパカップを2連覇しました。

歴代所属選手には我らがモーガンを始めロイ・キーン、テディ·シェリンガムジョン・テリー、ハーランド父などそうそうたるメンツが揃っています。モーガンは352試合に出場しています。

 

注目選手

 

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https://www.nottinghampost.com/sport/football/football-news/hes-back-lewis-grabban-ready-2666397

Lewis Grabban 7番

183㎝ 34歳 イングランド出身

今シーズンはリーグ27試合で12ゴール4アシストを記録しています。

クリスタルパレスユース出身でローンなどで下部リーグを転々としており、ノッティンガムフォレストが13チーム目の所属となります。ノッティンガムフォレストでは144試合に出場し56ゴールを決めており、移籍してきてから4年連続チーム内得点王です。マイケル·ドーソンの引退により今シーズンからキャプテンも務めています。FA杯3回戦アーセナル戦の決勝弾もあげており、34歳といえども油断はできないことは普段からヴァーディを見ている我々レスターサポも重々わかっていることでしょう。

 

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https://www.nottinghamforest.news/2021/09/02/wales-fans-react-as-nottingham-forest-gem-brennan-johnson-stars/


Brennan Johnson 
20番

179㎝ 20歳 ウェールズ出身

29試合7ゴール6アシスト

イングランド代表のアンダー世代で出場した後ウェールズ代表で7試合出場

ノッティンガムフォレストで148試合に出場したデビッド·ジョンソンを父に持ち、8歳で

ノッティンガムフォレストのアカデミーに加入した生え抜きです。2021年9月にはEFLヤングプレイヤーオブザマンスを受賞しており注目の若手です。

 

File:James Garner ManUtd.jpg - Wikimedia Commons

James  Garner  37番

182㎝ 20歳 イングランド出身

24試合出場 1ゴール2アシスト

マンチェスターユナイテッドユース出身で15歳まではCBとしてプレーしていました。パスを捌くことも守備でのボール奪取どちらもこなすことができる中盤の選手のため相手からしたら厄介な存在となりそうです。またフリーキックの精度も高く、アーセナル戦ではレノに止められたもののゴール左上に正確なキックを放ちました。

 

監督

 

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https://i2-prod.walesonline.co.uk/incoming/article20790427.ece/ALTERNATES/s1200c/0_JS229955769.jpg

ティーブ·クーパー

ウェールズ出身 42歳

1998年から2003年までウェールズのチームで選手としてプレーしていました。2008年からリヴァプールに所属しアカデミーとユースで監督としての経験を積みました。その後はイングランド代表u-16,17でサンチョ、フォーデン、ハドソンオドイなどを指導しました。2019年からスウォンジーでトップチームの監督としてデビューし、ローンでライアンブリュースターやコナーギャラガーなどを獲得するなど戦力を強化し2シーズン連続でチームをプレーオフ圏まで連れて行きました。その後今シーズン初めからノッティンガムフォレストの監督に就任しておりリーグはここまで29試合12勝7分け10敗43ポイントで8位につけています。戦術としては4-2-3-1を好んでいますが3-5-2などの他のフォーメーションも柔軟に採用します。スウォンジー時代はクロス対応を強みとし守備時には中央を固めてポゼッションしてくる相手をサイドに追いやりました。攻撃面ではハイラインでボールを保持しサイドの幅を使ったウイングによる攻撃を得意とします。

https://tacticof.com/managers/steve-cooper-2/

 

レスターとの関係

レスターにとってはダービーマッチの相手という位置づけですがノッティンガムフォレストにとっては最大のライバルはダービーカウンティであり、地理的なダービーはノッツカウンティと行うためレスターシャーとノッティンガムシャーの境目に住んでいるサポーターのみ熱くなる程度のダービーのようです。

最後に対戦したのはお互いチャンピオンシップに所属していた2014年2月20日で2-2の引き分けに終わっています。得点者はヴァーディとマフレズです。

 

まとめ

今回はFA杯4回戦で対戦する2部ノッティンガムフォレストについて特集しました。有望な若手と実績十分なベテランが共存しているチームで、3回戦でアーセナルを破っているということもあり2部といえど侮れない良いチームです。幸いレスター側の離脱者も7名とかなり減ってきているので戦力的には問題ないでしょう。ジャイキリされないよう90分でしっかり勝ち切りたいところです。